1、緑の「王老吉」、契約更新拒絶で広薬に回収へ
広薬白雲山集団と香港同興薬業による合弁会社である広州王老吉薬業株式会社の合弁契約の期限が近づく。昨日、広薬は契約更新の意思を表わした一方、同興薬業は更新を断った。「王老吉」の商標権は広薬にあるため、契約が終了したら、「王老吉」の経営権は広薬に回収されるという。
2、高価な薬、海外生物学的製剤の特許期限間近で値下げ可能へ
来年から、海外から輸入されている大量の生物学的製剤の特許保護期限が切れるため、関連製品の模倣品は合法になる。 2018年までに、今すでに発売されている生物学的製剤の中、その大部分は特許保護を受けなくなり、中国にとっては絶好のチャンスであるという。上記製剤の中で、ハーセプチン、インスリンリスプロ、リツキシマブ、ダルベポエチンαなど売れる薬品もある。中国食品薬品検定研究院副院長である王军志は、このチャンスをつかめば、薬品高価問題を解決することにはとても意味があると指摘した。そして、模倣品であれば、安全性と有効性はすでに証明されたというメリットもあるという。
3、「職務発明制度立法進展座談会」、清華大学にて開催
「職務発明条例草案」とその説明、起草の背景と進展状況、主な問題と論証、座談会意見のまとめと調査研究報告等前期の立法資料を公開した上、今回の座談会には、発明の権利配分の規則、発明報告制度、職務発明奨励報酬制度、発明の実施の促進に関する激励措置、職務発明の紛争解決システムなど、起草過程において問題とされたことについて、議論も行ったという。
4、「網絡媒体作品使用版権問題座談会」、北京で開催
先日、中国版権協会は「網絡媒体作品使用版権問題座談会」を開催し、インターネットメディアの作品の使用における著作権問題、伝統メディアの自身権益の保護問題について、座談を行った。国家新聞出版広電総局政策法制司司長である王自強は、インターネットにおける著作権問題については、現行著作権法に規定されている通り、許可を得てから使うのが原則であると指摘した。中国人民大学の郭禾教授は、「インターネットメディアの創造能力は伝統メディアよりすぐれているが、創造活動は既存規則を元にするべきである」、「転載は許可をもらってからだ」、「次のステップは支払いシステムの問題を解決することにより、ウィンウィンを目指すことである」という意見を述べた。
5、オンライン閲読に関する著作権訴訟、上海二中院が縦横に300万元賠償命ず
先日、上海市第二中級人民法院は、上海玄霆娯楽信息科技株式会社(小説サイトである起点サイトの運営会社)が、北京幻想縦横網絡技術株式会社に対して公衆送信権を侵害されたとして訴えていた裁判で、被告側に賠償金300万元と3万元の訴訟費用の支払いを命ずる一審判決を下した。
6、「禁止濫用知識産権限制競争規定」について意見募集
国家工商総局は6月11日に、「工商行政管理機関禁止濫用知識産権排除、限制競争的規定(徴求意見稿)」について、意見を募集し、締切は7月10日であるという公告を発布した。
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