1、北京市高院、「泰囧」に500万元損害賠償を命ずる判決
「人再囧途之泰囧」は2012年12月に光線影業が出品し、徐崢が監督を担当した映画であり、興行収入は12.66億元となった。2013年3月、「人在囧途」の制作者である武漢華旗は、「人再囧途之泰囧」の制作者の不正競争行為が自社の権利を侵害しているとして、光線伝媒とその子会社である北京光線影業会社を提訴した。先日光線伝媒は、不正競争行為の差止めと500万元の損害賠償金の支払いを命ずる判決書を北京市高級人民法院からもらったと発表した。
2、公安部、10件の著名商標侵害事件を通報
先日、中華人民共和国公安部は国際知名商品の知的財産権を侵害する事件を10件公表した。侵害された商品はほとんど日常生活に関連するもの。その中に、「safeguard」の婦人幼児用品、「dior」と「channel」の化粧品、「デュレックス」のコンドームなど健康に関する商品の偽物と、「シェル」の潤滑油、「シュナイダー」のスイッチなど安全に関する商品の偽物があり、1つの事件においては最大3億元が関わられた。中国全国の公安機関は知的財産権を侵害する犯罪の撲滅を強化したことにより、今年合計で1.4万件の事件を解決し、1.8万人の容疑者を逮捕した。
3、「広東省専利奨励弁法」10月1日施行
広東省政府が制定した「広東省専利奨励弁法」(特許奨励に関する地方条例)は今年10月1日に施行することになった。この条例により、2003年以来の特許奨励は部門賞から省政府賞に変わり、この以外には「広東発明人奨」も設立し、毎回10人件)以下の発明者又は発明プロジェクトに授与することになった。この条例は奨励範囲を拡大し、「中国専利奨」に対する重要な補充だと言われている。
4、中国国際版権博覧会閉会 総交易額20億元
9月19日に第五回中国国際版権博覧会は成都で幕を閉じた。今回の博覧会には、世界知的所有権機関(WIPO)と国際レコード産業聯盟(IFPI)を含む10個余りの国際組織と、フランス、カナダ等の国からの著名機構が出展し、テーマアクティビティ12個と関連アクティビティ100個以上を開いた。博覧会の期間中には、17個の版権プロジェクト契約が締結され、総交易額は20億元を超え、契約数も交易額も前回より大幅に上がったという。
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