1、ルコック、中国会社との商標争いで勝訴
フランスのルコック社(LE COQ SPORTIF、中国語訳は樂卡克)と商標「金鸡及图」について出願しようとした国福建省莫日克有限会社は数年前から争ってきた。2013年8月5日に国家工商総局商標局が、後者の商標が前者の商標と類似するとして後者の商標出願を拒絶したことに対し、莫日克社は北京市第一中級人民法院に行政訴訟を提起したが、第一中級人民法院は商標局の判断を維持する判決を下した。後に莫日克社は上訴した。先日、北京市高級人民法院は終審判決を下し、原審判決を維持し、莫日克の上訴を棄却した。
ルコック(LE COQ SPORTIF)は1882年に創業されたフランス著名なスポーツ用品ブランドであり、2004年「LE COQ SPORTIF」の商標専用権を有するデサント社からの許諾により、寧波楽卡克有限会社は中国大陸においての独占的代理権と商標使用権をもらったという。
2、舞踊劇「大夢敦煌」、5年前からアメリカンで無許諾上演
先日、蘭州歌舞劇院の公式声明によりは、アメリカンのボストンにある天使芸術学校天使舞踏団が、無許諾で蘭州歌舞劇院が著作権を有する舞踊劇「大夢敦煌」を営利的目的で、5年前から上演してきたことがわかった。蘭州歌舞劇院は、天使舞踏団の「大夢敦煌」の上演、オリジナルミュージックの使用と他の「大夢敦煌」に関する蘭州歌舞劇院が著作権を有するものについての使用を停止することだけでく、謝りと再び蘭州歌舞劇院の著作権を侵害しない承諾を天使舞踏団に要求している。蘭州歌舞劇院は事態の発展に応じ、天使舞踏団を提訴する可能性もあるといわれている。
3、初回中国影視文学版権拍賣大会、O2O初使用
11月15日に、初回「中国影視文学版権拍賣大会」(映画、ドラマ、小説等の文学作品に関するオークション大会)は北京で開催された。主催者は初めてO2Oという創造的な形式でオークションを行った。オークションプラットフォームの一つである「版権雲」は、中国初の開放式の版権サービスプラットフォームである。今回のオークション大会で、合計860点の優秀な文学作品を募集した。その中には、脚本682点、小説146点と映画ドラマ32本(海外28本)があり、内容はSF、ロマンス、戦争、歴史等多くのジャンルに及んでいる。当日おすすめの10点の作品の中で、SF映画「スカイラインー征服ー」の続編、アカデミー賞受賞者チャーリー・カウフマンが脚本を作った「Frank or Francis」、ニコラス・ケイジが主役のアクションコメディ「Salty」というハリウッドからの三つの作品が最も注目されいた。
Copyright © 2003-2018 China Intellectual Property Magazine,All rights Reserved . www.chinaipmagazine.com 京ICP备09051062号 |
|