1、インターネット領域初の市場独占事件、米時が奇虎360を提訴
11月28日に北京第二中級人民法院は、米時科技が優越的地位の濫用と不正競争として奇虎360を提訴した訴訟について審理した。これはインターネット領域の「3Q大戦」(奇虎360とテンセントQQとの訴訟)の後、初めての優越的地位の濫用と不正競争に関する訴訟であり、「国内移動互聯網反壟断第一案」(中国インターネットにおける初めての市場独占に関する事件)と呼ばれ、注目されている。原告の米時科技に声明によれば、同社の開発した二つの携帯アプリが2012年から、奇虎360の「360手機衛士」にユーザーの利用を阻止されてきたことがわかった。奇虎360と交渉しようとしたが、返事をもらわなかったので、米時科技は、優越的地位の濫用と不正競争として奇虎360を提訴し、侵害行為の差止、謝罪と500万元の損害賠償を求めている。3回延期されたこの事件は、ただいま審理中。
2、中国初のトレッドパターンデータベース運営開始
先日、中国初のトレッドパターンデータベースの運営始められた。このデータベースは橡膠谷集団有限会社と国家知識産権出版社共同開発されたものであり、中国、日本、韓国、アメリカとEUの合計8万件のタイヤのトレッドパターンに関するデザイン特許と画像を収録し、定期更新により最新データを補足しており、特許侵害のリスクを回避するためのトレッドパターン検索ツールとして利用されることができる。このデータベースの運営は、中国ゴム業界におけるデータベースの利用が始まったことを示している。
3、独バイエル社、36億元で知識集約型漢方薬企業を買収
先日、ドイツのバイエル社は36億元で滇虹薬業株式会社を買収した。今回の買収に、滇虹薬業の昆明、上海と成都における四つの生産基地と一つの開発センターも含まれている。前回、東盛集団傘下の風邪薬「白加黒」の買収に次ぎ、バイエル社が再び中国薬品企業を買収した。原材料資源、商品流通のためという従来外国薬品企業が漢方薬企業を買収した理由と異なり、今回バイエルは買収と通じ、滇虹薬業の雲南における植物資源だけでなく、OTC医薬品の販売ルートも手に入れた。
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