1、2014年中国特許ランキング発表
2015年1月20日、人民網知的財産部は知的財産権出版社のi智庫と連携して2014年度「中国専利排行榜」(中国特許ランキング)を発表した。その中で、中国科学院、浙江大学、国家電網、中興(ZTE)は非常に目立っている。このランキングは、客観的なデータで生成られ、地域、企業、科学研究院(所)、大学と自然人をという類別で分類され、毎月データを更新して発表されている。五つのランキングを中核として構成されたこのランキングは、各類の機構からの出願人の特許授与状況について統計している。今までに、このランキングより、2013年から2014年まで合計24か月の特許に関するデータが発表され、業界においてかなりの反響を引き起こしているという。
2、 全国知識産権局局長会議開催
2015年1月15日に、中国全国知識産権局局長会議は北京で開催された。中国中央と国務院からの 官員、全国各省、自治区、直轄市、新疆生産建設兵団、各計画単列市、副省級市の知識産権局からの官員、一部の中央企業の代表、そして国家知識産権局に関連する部門からの官員、合計170人は会議に出席した。会議において、国家知識産権局局長の申長雨は国務委員の王勇からの指示を伝達し、「改革創新、奮発有為、深入実施知識産権戦略、努力建設知識産権強国」をテーマとして報告した。報告において、申長雨は2014年中国全国の知的財産に関する政府組織の成果を回顧し、2015年着目すべき八つの重要な作業を配置し、好機を捕まえ、勢いに乗り、知財強国という目標のために努力することを強調している。
3、360が捜狗との訴訟で敗訴、損害賠償510万元
1月19日、北京市第二中級人民法院は捜狗が不正競争で360を提訴した事件について、捜狗が勝訴という一審判決を下した。法院は、「360安全衛士」が「捜狗ブラウザ」のインストールを阻害し、ユーザーが「捜狗ブラウザ」を既定のブラウザとして設定することを妨害する行為は不正競争行為である認定し、510万元の損害賠償を認めた。同類事件において、本件訴訟の損害賠償金は最も多いといわれている。
この事件の導火線となったのは、360は自社の製品(360安全衛士と360安全ブラウザ)を普及させるために、キュリティソフトの開発者と提供者という地位を利用し、ユーザーの「捜狗ブラウザ」をインストールすることと、「捜狗ブラウザ」を既定のブラウザとして設定することを阻害したことである。この行為に対し、捜狗は2013年9月29日に、北京第二中級人民法院で訴訟を提起した。
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